a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.2

ブログの屋号に入っている「ベーソン」はうちの親父の学生時代のあだ名です。

由来はYonemura = 米村を音読みすると「べいそん」になるからとのこと。

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前回のあとがきpt.1の続きになります。

「バンドにとって"挑戦"となり現実的に取り組める内容のライブ」

前回の記事で"考えて〜"的なこと書いていましたが、結論から言うと思いつきに近かった気がします(笑)
メンバー各々の仕事や家庭のことはバンド活動をする上でベースとなる部分ですので、そのバランスについては常々意識していますが、アイディアって基本的に瞬発力ですよね。

僕の記憶が正しければ…MARBLE RECORDS / PICTURE MOUSEのトモアキさんに1st Album"繋ぐ世界"の廃盤を報告しに行った際に「節目だし何かやりたいんですよね〜」と相談しているうちに「ワンマンライブ」というキーワードに辿り着いて、そこからは色々話をしているうちにその場で考えがまとまっていった気がします。

そもそも「ワンマンライブ」というキーワード自体は、バンド内で度々話題には出ていましたが、いざ自分達の現状を省みた時に現実味がなく「いつかやれたらいいね」くらいの感覚に止まっていたと思います。
しかし、これまでと違ったのは「"繋ぐ世界"が廃盤になった」という自分達にとって大きな節目が訪れていたことがポイントでした。
けれどそれだけじゃ勝算は見えなかったし、これまで同様「いつかやれたらいいね」で流れていたと思いますが、だったら勝算が見えるように「ワンマンライブのやり方を考える」という方向に舵を切れたのが最終的には大きかったかなと思います。

一方的に影響を受けたり参考にさせて頂いたのは、面識がないためお名前を出すのが大変恐縮ではありますがデイイベントを頻繁に開催されている東京のATATAや、関東の身近なバンドがデイイベントに出演をしている印象が強かったKEEP AND WALK 松尾さんがいらっしゃるduse新宿の存在がありました。

実際に「昼間にワンマンライブをやる」という選択肢は自分達の生活リズムとフィットしていて理想的な形ではあるものの、まだ名古屋ではデイイベントが浸透しているとは言い切れない…その反比例さが「バンドにとって"挑戦"となること」だと感じ、デイイベントでのワンマンライブ開催を決めました。

と、終わった今だからさも計画的だったかのように書いていますが、元々やってみたいと思っていたことや、思いつきが思いつきを呼んでたまたまピースがハマっていったという感覚の方が強いですし、瞬間湧きあがったそれらをいま解読しているというのが正直なところです(笑)

ここまでで、やりたいことは決まりました。
でもまだ勝算がある訳じゃないから「現実的に取り組める内容か否か」をクリアしていかなきゃいけない訳なんですが…

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あとがきpt.3に続く