みどりのストロー
「紙とプラスチック、どちらがよろしいですか?」
そう聞かれ直ぐに答えることができず1、2秒考えてしまった。
ニュースで観た環境問題
環境に配慮した紙ストロー
その取り組み etc...
「プラスチックでお願いします」
「かしこまりました」
サイズはベンティ。仕事をしながら時間を掛けて飲むつもりだったので耐久性に難ありと判断。コーヒーを受け取り、みどりのストローをさし、車を走らせながらしばらくみどりのストローにとらわれていた。
記憶がたしかならみどりのストローではない時期があったはず。選ぶまでもなく茶色の紙ストローだったはず。ちょうどテレビ等で取り上げられていた時期で、タイムリーだなぁと感じた記憶がある。プラスチックではなく紙だからエコという考えはなんとなくの感覚で持っているものの、自分で調べて腹落ちしている訳ではないし、そもそも何事においても良い面と悪い面があるはず。
もしかすると紙ストローを採用したことによって
・選べないことにクレームがあった
・これまでプラスチックのストローを製造していた仕入れ先から困るという話しがあった
・コストが見合わなかった
・より厳しく環境問題に取り組んでいる海外の店舗で使えなくなったでプラスチックのストローが日本に回ってきた
そんな「かもしれない」説を思い浮かべたりもしながら、店員さんが都度確認する手間とお客さんを悩ませるオペレーションはどうなのか?けれど紙ストローを選択することに価値を感じるお客さんも少なからずいるはずで、環境問題への意識付けもできるのかな?
とか
考えていたらストローを噛んでいたので今日のところはプラスチックで正解でした。
a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.6
言い訳します。
年末年始遊びすぎました。
正直なところ思っていたよりペース良く投稿を続ける自分に驚いていましたが案の定というか最後はこうなるんですよね。ある種裏切らないなぁ。(ダメ人間)
時間も経ち過ぎたので今回でラストにします。
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前回のあとがきpt.5の続きになります。
そういえば大事なことを伝え忘れていて、「12月28日」という日付にも実は理由がありまして。
1st Album"繋ぐ世界"のリリース日が2013年12月11日で、そこから約2週間後の2013年12月28日にリリースツアー初日として自主企画"NAKED FAITH"を開催しました。会場はワンマンと同じく名古屋 上前津club Zion。(フライヤーデザインはCailn/ex-within the last wishのlinさん)
そこからちょうど6年後の2019年12月28日がたまたま土曜日で年末年始の連休初日ということもあり、この日しかないでしょ!という。
ただ、今年は祝日が例年より多かったため最終出勤日が12月28日の人が予想以上に多く…そこだけは完全に誤算でした。(申し訳ないです…)
タイムリーなことにちょうど昨日、ワンマンライブを終えてからはじめてメンバーと顔を合わせましたが、結論から言えばワンマンライブやってよかったです。
演奏時間自体は決して長いと言えないけれどロングセットをやり切れた事、昔ならもっと肩肘張ってしまっていたところを「いまの自分たちらしく」リラックスして臨めたこととか…まぁ言葉にすればいくらでも出てくるんですが、いちばんデカい収穫は「俺たちまだまだやれる」とワンマンが終わった直後に心の底から思えたことですね。
新たな課題も沢山見つかって、あーすれば良かったなんてこともあったけれど、これまでに比べて圧倒的にポジティブな気持ちに満ち溢れてました。
何気にこういう気持ちになったの、初めてかもしれません。
ということで最後はまとまりがなくなってしまいましたが…
ちょっとしたあとがきでした。
お付き合いいただきありがとうございました。
これからも自分達が良い・面白いと思えることを発信して、形にして、何よりも自分達がもっとa Soulless Painを愛せるように活動ができたら最高だな、と思います。
喜びも悲しみもいつだってそこにあって、そのどちらもしっかりと受け取ることができるように、人として精進していきます。
本当にありがとうございました。
2019/12/28
名古屋 上前津club Zion
a Soulless Pain
“1MAN SHOW”
【Artwork】
PICTURE MOUSE
【Support member】
Drums / カミーユ(from As Killing your Breakdown)
【Guest Vocal】
entrust / NARUMI(from Ayui)
果てぬ約束 / shoji(from LOST COMMITMENT)
【Venue】
名古屋 上前津club Zion
【PA】
Kanji
a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.5
おはようございます。
何時に寝ても必ず朝の5時台に起きてしまうのが最近の悩みです。
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前回のあとがきpt.4の続きになります。
「入場時a Soulless PainのMERCH着用で1000YEN OFF」
予約チケットは1000円+ドリンク代600円なので実質無料、だけど無料じゃない。
この10年弱の活動の中で僕らを知ってくれて、手に取ってくれたマーチがまさしくチケットなる。
今でもよく着てくれているかもしれない、もしかしたら箪笥(たんす)やクローゼットの奥底に眠っているかもしれないし…サイズが合わなくなって着れなくなっているかもしれないw(無常にも過ぎゆく時の流れは…)
人の数だけ物語があるし、そこに新しい価値が生まれる
この「仕掛け」でどれくらいの人が興味を持ってくれるのか、勝算はあるのか、なんて考えはするものの、それ以上に面白いしトライしてみる価値があると強く感じました。
何事も100%はないし、最終的には自分達が納得できるか、楽しめるかが肝心で、その熱量によって伝わるものがあると信じたいし、体現していきたいです。
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あとがきpt.6に続く
a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.4
迎えました2020年。
今年も宜しくお願い申し上げます。
「2020」って数字の近未来感すごいっすね。
今年はマーチとかフライヤーのデザインにやたら「2020」って数字が入りそう(笑)
いや、いいよね。うちもいれるわ。
この数字の並びがくるのは1010年後(3030)なので今のうちに楽しみましょ。
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前回のあとがきpt.3の続きになります。
「仕掛け」として「廃盤でもう手に入らない1st Album"繋ぐ世界"がワンマンライブのチケットになったら…すげーワクワクした」って話なんですが、もう少し詳しく説明しますと「当日受付でアルバムをご提示いただければドリンク代のみで入場可」という案でした。
同時期にサブスクも解禁予定でしたので、音源はサブスクを聴きながらチケット代わりになるCDを久々に引っ張り出して改めてアートワークや歌詞に触れてもらえるキッカケにもなるだろう、というのが狙いでした。
ただ、ご存知の通りこの案自体は却下となりました(笑)
理由はとてもシンプルで「ライブを見に行くのにCDを持っていくのはかさばるし邪魔」とメンバーの誰かが言ったんですよね。いや、まちがいないっす(笑)
もみくちゃになってケースが壊れちゃったりするのも嫌だしね…
よくある「アルバムの帯」案もありましたが、6年も前の作品で捨ててしまっている人もいるだろうし現実的ではないので却下!
ただ、方向性としては手応えがあったので、モノを変えよう!
と、いうことで思いついたのが「入場時にa Soulless PainのMERCH着用で〇〇」という内容でした。
対象となるのはこの10年弱の活動の中で販売したTシャツ、パーカー、キャップなど「着用できるもの」。
CDラックが箪笥(たんす)やクローゼットに代わり、すでに持っているTシャツやパーカーがチケットになる…それがaSPのマーチを持ってくれている人たちの数だけ起こる…すげーワクワクしませんか。
もちろんマーチを持っていない人もいるので、当日までにゲットできるように新作とツアー中に販売していたデザインの復刻をリリースすることになりました。
◆MERCH STOREにて購入可能です!
https://asoullesspain.stores.jp
そしてこの「着用」というのが個人的にはしっくりきて、マーチを着て足を運んでくれた人にはこのワンマンライブに「参加」していることをより感じてもらえるんじゃないかと。もう当事者になっていただきましょうと、そんなイメージです。
そしてバンド側としても、これは普段からなんですが自分たちのマーチを着ている人がライブハウスにいるっていうことはめちゃくちゃ勇気を頂けることなんです。
服って一種の意思表示ですから、デザインやそこに書かれているメッセージがしっくりこないものを着てワザワザお出かけしないじゃないですか。それは一種のハードルですよね。だから僕らにとってはとても大きな価値があるんです。
だから「MERCH着用で無料」ではなく「MERCH着用で1000YEN OFF」としました。
予約チケットは1000円と設定したので実質ドリンク代のみで入れるから「無料」と言われればそうかもしれないけれど「買ったマーチに袖を通して足を運んでくれる」ことに「無料」という言葉が相応しくないと感じたんですね。
前回の記事で書いた通り「参加」を軽くしてしまうとも思いましたし、伝わりにくさは覚悟しつつ…この案でGOとなりました。
まぁ「自分達のワンマンライブに自分達のマーチを着ている人が沢山いたらめっちゃテンション上がる」という欲を満たすマックスな下心もあったんですけどねwww
チケットの価格設定についてはデイイベントだし少しだけリーズナブルに予約チケット1000円/当日1500円としました。
この価格設定についても、マーチを着ていくのが恥ずかしくて迷う人もいるかもしれないな…と思った時に、選択がしやすいようにこの価格にしました。
決してドレスコードにはしたくなかったので…
結果としては半数以上の方がマーチを着用して足を運んでくださいました。
この試み自体は普段からもっとマーチに力を入れているバンドさんがやったらおもしろそうなので、ぜひやってもらいたいっすね。
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あとがきpt.5に続く
a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.3
お酒は誰と飲むかが大事なので普段は一切お酒を飲みません。
一杯目はビール、二杯目以降はだいたい麦(焼酎)のソーダ割りとか酎ハイです。
あと僕は酔っ払うとコンビニ弁当が無性に食いたくなるので危険ですね。ほんと。
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前回のあとがきpt.2の続きになります。
「現実的に取り組める内容か否か」
「バンドにとって"挑戦"となること」として「昼間にワンマンライブをやる」ことを決めたわけですが、名古屋ではまだ浸透してきっていないデイイベントかつバンドとして初のワンマンライブ…
じゃあその「現実的に取り組める内容か否か」にどう向き合うのか。
そうしたなかで今回特に重要だと感じていたのは「仕掛け」でした。
どうすれば興味を持ってもらえるか、足を運びたいと思ってもらえるのかを考えるのは非常に大切なことだと思います。あと、考えるのめっちゃ楽しい。
まず真っ先に決めたのは「無料にはしない」ということ。
理由としては足を運んでくれる人に「参加」してもらうため、そしてそれを「無料」というワードが邪魔をするのでは、と感じたためです。
「参加」していることを感じてもらうための「仕掛け」というのは自分の中でもはじめて意識した部分で、これについては「革命のファンファーレ」(著:西野亮廣)からヒントをもらいました。
まず大前提として今回は「"繋ぐ世界"が廃盤になったことを冠にしたワンマンライブ」であること。
そもそもワンマンライブをやろうと思ったキッカケは1st Album"繋ぐ世界"が廃盤になったからであり、それすなわちアルバム手に取ってくれた人たちからワンマンライブ開催のキッカケを頂いたということ。
そして"繋ぐ世界"は廃盤でもう手に入らない。
じゃあその"繋ぐ世界"がワンマンライブのチケットになったら…
久々にCDラックから取り出してアートワークや歌詞を読むキッカケになったり、ここ最近サブスクや音源データばかりだったけれどCDで聴くキッカケになったり…それがアルバムを持ってくれている人たちの数だけ起こる…そんな可能性を感じた時にすげーワクワクしたんですよね。
これが「仕掛け」の草案となり、その後変化をしていくわけなんですが、自分達がワクワクするかどうか、おもしろいと思えるかはほんと大事っすよね〜。
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あとがきpt.4に続く
良いお年を!
a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.2
ブログの屋号に入っている「ベーソン」はうちの親父の学生時代のあだ名です。
由来はYonemura = 米村を音読みすると「べいそん」になるからとのこと。
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前回のあとがきpt.1の続きになります。
「バンドにとって"挑戦"となり現実的に取り組める内容のライブ」
前回の記事で"考えて〜"的なこと書いていましたが、結論から言うと思いつきに近かった気がします(笑)
メンバー各々の仕事や家庭のことはバンド活動をする上でベースとなる部分ですので、そのバランスについては常々意識していますが、アイディアって基本的に瞬発力ですよね。
僕の記憶が正しければ…MARBLE RECORDS / PICTURE MOUSEのトモアキさんに1st Album"繋ぐ世界"の廃盤を報告しに行った際に「節目だし何かやりたいんですよね〜」と相談しているうちに「ワンマンライブ」というキーワードに辿り着いて、そこからは色々話をしているうちにその場で考えがまとまっていった気がします。
そもそも「ワンマンライブ」というキーワード自体は、バンド内で度々話題には出ていましたが、いざ自分達の現状を省みた時に現実味がなく「いつかやれたらいいね」くらいの感覚に止まっていたと思います。
しかし、これまでと違ったのは「"繋ぐ世界"が廃盤になった」という自分達にとって大きな節目が訪れていたことがポイントでした。
けれどそれだけじゃ勝算は見えなかったし、これまで同様「いつかやれたらいいね」で流れていたと思いますが、だったら勝算が見えるように「ワンマンライブのやり方を考える」という方向に舵を切れたのが最終的には大きかったかなと思います。
一方的に影響を受けたり参考にさせて頂いたのは、面識がないためお名前を出すのが大変恐縮ではありますがデイイベントを頻繁に開催されている東京のATATAや、関東の身近なバンドがデイイベントに出演をしている印象が強かったKEEP AND WALK 松尾さんがいらっしゃるduse新宿の存在がありました。
実際に「昼間にワンマンライブをやる」という選択肢は自分達の生活リズムとフィットしていて理想的な形ではあるものの、まだ名古屋ではデイイベントが浸透しているとは言い切れない…その反比例さが「バンドにとって"挑戦"となること」だと感じ、デイイベントでのワンマンライブ開催を決めました。
と、終わった今だからさも計画的だったかのように書いていますが、元々やってみたいと思っていたことや、思いつきが思いつきを呼んでたまたまピースがハマっていったという感覚の方が強いですし、瞬間湧きあがったそれらをいま解読しているというのが正直なところです(笑)
ここまでで、やりたいことは決まりました。
でもまだ勝算がある訳じゃないから「現実的に取り組める内容か否か」をクリアしていかなきゃいけない訳なんですが…
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あとがきpt.3に続く
a Soulless Pain "1MAN SHOW" あとがき pt.1
前回ブログを書こうと思ったタイミングは4月の自主企画が終わったあとで、その矢先にベースのTakeが怪我をして東京でのライブをキャンセルすることになり、完全にタイミングを失ったまま今に至りますどうもヨネです。
今年はバンドが厄年だったのか、そのあと自分も車に追突されたり、IGEも仕事中に病院送り、Buffalowに至っては11月の音箱に出演できないくらいの怪我をしたりと、気持ちが落ち着かない時間が例年より多かった気がします。
もちろん悪いことばかりじゃなくて、メンバー2人に子供が生まれる(第一子と第二子)という超めでたいトピックもありました。パパはバンドマン。
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そうした中で、タイトルにもあります「a Soulless Pain"1MAN SHOW"」を、昨日(2019/12/28)無事終えることができました。
足を運び見届けてくださった皆さん、気にかけてくれていた皆さん、本当にありがとうございました!
事の発端は1st Album"繋ぐ世界"が廃盤になった事でした。
lastfort recordsからリリースされたのは2013年12月11日、約6年前。
6年という時間が長いか短いかは分からないですが、それだけ多くの方がこの作品を手に取ってくださったということを改めて実感したこの出来事が全ての始まりでした。
廃盤になって最初に起こすアクション自体はリリース当時から決めていて、それが「CDが廃盤になったら配信を開始する」でした。
理由としては2つあって、ひとつはCDを売りたかったから、もうひとつは…廃盤してから配信の方がカッコいい気がしたから(笑)
ただ、当時は「iTunesで楽曲を販売する」というのが配信に対するイメージで、ストリーミング配信がこんなにも普及するなんて想像もつきませんでしたね。
そんなことを思いつつ、6年の時を経て"繋ぐ世界"を再リリースするような気持ちで配信に向け準備をすすめる中で、自分たちにとっても大きな節目だし何かできないかな…と考えを巡らせはじめました。
当時考える中でまず「現実的に取り組める内容か否か」というのは非常に重要なポイントで、記事の冒頭でも少し触れた通り仕事や家庭もある中で取り組める内容であることがまず大前提。その上で「バンドにとって"挑戦"となること」であるべきだと考えていました。そして1st Album"繋ぐ世界"の廃盤を節目とした内容となると「ライブ」だよなぁ…じゃあどういった内容が「バンドにとって"挑戦"となり現実的に取り組める内容のライブ」なんだろうか…というところからスタートしました。
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あとがきpt.2に続く